about us
artists
discography
shows
extra
contact us
SHOWS

Daymare on Twitter
twitter.com/daymarerec



photo: Andrew Beardsworth

SUNN O)))
 サン O)))

<バイオグラフィ>
スティーヴン・オマリー (G)
グレッグ・アンダーソン (G)

サン O)))の歴史は1991年、グレッグ・アンダーソンとスティーヴン・オマリーが出逢ったことから始まる。当時グレッグはFALSE LIBERTY、BROTHERHOODなどのハードコア・バンドを経てENGINE KIDでプレイしており、シアトルで大学からドロップアウト。スティーヴンは80年代後半からファンジン『Descent』を発行していた。2人は意気投合、94年の終わりにTHORR‘S HAMMERを結成。このプロジェクトは短命に終わるが、2人はすぐにバーニング・ウイッチを結成する。間もなくグレッグはゴートスネイクを結成する一方で、自ら主宰する『サザン・ロード』レーベルを設立するが、98年初めにスティーヴンと再合体。シアトルの伝説のヘヴィ・ドローン・バンド、アースへのトリビュート・プロジェクトを結成することになる。このプロジェクトは彼らが愛用するアンプ・メーカーの名前、そして‘EARTH=地球’に対する‘SUN=太陽’の意味で、サン O)))と名付けられた。

98年4月の初レコーディング音源は00年に『ザ・グリムローブ・デモス』というタイトルでリリースされる。続いて00年1月にレコーディングされた『ダブル・オー・ヴォイド』も発表された。全編2人のギターによる地べたを這う重低音ディストーション・ノイズの塊は、伝染病のようにじわじわと聴く者の意識を侵食。かなり初期段階から単なるアースのフォロワーを脱し、トニー・コンラッド、スティーヴ・ライヒ、60年代マイルス・デイヴィス、ジョン・コルトレーンなどの音楽性を呑み込みながら、『フライト・オブ・ザ・ビヒモス』(02)、『ホワイト 1』(03)『ホワイト 2』(04)と作品を追うごとに孤高の世界観を確立させていった。05年の『ブラック・ワン』はストイックな地獄ドローン・サウンドをエンターテインメントの域まで昇華させた金字塔であり、日本のボリスとのコラボレーション・アルバム『アルター』(06)はヘヴィロック / パワー・アンビエントといったジャンルを軽々と超えた各フィールドで評価され、現在に至るまで10万枚に迫るセールスを記録するロングセラーとして聴き継がれている。


07年5月には誰も信じなかった奇跡の初来日公演が実現、コア・メンバーの2人に加えアッティラ・チハー、オーレン・アンバーチ、トス・ニューエンフイゼン、アツオという6人編制で全国5公演を行った。全員がローブを纏い、10台のアンプから文字通り内臓も眼球も揺らす大音量を放ち、過剰なスモークとライティングでオーディエンスを別世界へと誘うパフォーマンスは噂以上に儀式的であり、大きな衝撃をもって受け入れられ、今や伝説と化している。

来日公演以降は『Oracle』、『Domkirke』といった限定盤を外伝的にリリース、複数の別働プロジェクトで活発な活動を行いながら断続的にサン O)))としてのレコーディングを行っていた。前作『ブラック・ワン』から約4年、『アルター』から数えても約3年という歳月を経て、2009年に最新7thアルバム『モノリス・アンド・ディメンジョンズ』をリリースした。直前に『leave them all behind』第1回目に参加(w/ アツオ on Ds)すべく来日、グレッグとスティーヴンの2人のみでの『Shoshin』編制でもライヴを行った。


official site


(c) Daymare Recordings / diwproducts